参禅者の声

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山下 哲成さん

テンプルステイは2回目でしたが、1回目とは違い、異なる環境に適応する力が身についたことや回復しながらテンプルステイ期間を過ごすことができたことなど、自分自身の変化に気づく時間となりました。

約1週間、寒波が来てる状況でとても厳しい修行になりましたが、何事もなくテンプルステイを終えることができたことに喜ばしい思いです。
修行僧の方々を中心に作務、読経や作法など、あらゆる面においてご指導いただきましたこと感謝申し上げます。
私にとってテンプルステイは2回目でしたが、1回目とは違い、異なる環境に適応する力が身についたことや回復しながらテンプルステイ期間を過ごすことができたことなど、自分自身の変化に気づく時間となりました。
では、なぜ変化が生まれたのか。思い返してみると、1回目のテンプルステイで身につけた習慣を日常生活でも継続し、取り組んでいたこと、その結果がこのような気づきにつながったと感じています。
また、今回、大愚和尚にも限られた時間ではありましたが、お会いすることができました。そこで、おっしゃっていたのが、迷ったり、弱ったらまず身体を動かしなさい。ということでした。今回のテンプルステイも直前まで行こうか否か迷っておりました。仕事や日常の出来事に振り回され、心、体の準備が万全ではないことから、参加するのを辞めた方がいいのではないか。本気でそのように思っておりましたが、これで行かなければ次いつ行けるか分からない、行けば覚悟が決まる。そのような思いで満を持して入山させていただきました。時間が経つうちに自分の迷いが無くなっていき、今やるべきことに対して向き合っている自分がいました。
今回、サンガは自分含め3人でしたが、厳しい寒さを一緒に乗り越え、素晴らしい時間を共有できたことに感謝の思いです。今後においてもお互い連絡を取り合い、いい報告がしあえればと思っております。
終わってしまえば、あっという間ではありましたが、今回のテンプルステイを開催するにあたり、大愚和尚をはじめ、修行僧の方々、お寺の運営に関わる方々や自分を支えてくださる全ての皆さまに感謝申し上げたいと思います。一週間受け入れていただきまして、本当にありがとうございました。合掌